バーテンダーはきちんとしていて礼儀正しく、落ち着いた雰囲気を持っているイメージがあります。それでいて、素敵なバーテンダーは近寄りがたいわけではなく、気軽に話しかけられる雰囲気を持ち合わせているような気がします。気軽に話しかけられるとは、馴れ馴れしくはなく、それでいてそっけなくもない絶妙な距離感を言います。お店の雰囲気にもよるところが大きいですが、好感の持てるバーテンダーは総じてそのような絶妙な距離感をお客との間で保っている気がします。バーテンダーは簡単に言ってしまうとイエスマンであることが求められます。
イエスマンとは、お客さんに媚びへつらい、気に入ってもらおうとするようなイエスマンではなく、お客様に寄り添い、受け入れてくれ、それでいて、自分の立ち位置からははみ出さない人がバーテンダーとして求められるイエスマン像です。お客様が不快に感じられないそれでいて突き放したりはしない絶妙なイエスマンであることがバーテンダーには必要です。バーは一般的にカウンターで仕切られています。カウンターの仕切りとはバーテンダーと客の境界線でもあります。そのため、バーテンダーはカウンターの向こう側にいる客の事情にむやみに立ち入ってはいけません。
客の中にはバーテンダーに話を聞いてもらいたく、話を始める人もいます。そんな時は、客に優しく寄り添い、よい聞き役になって上げることも必要です。
しかしながら、ずけずけと入り込むようなことはしてはいけません。